気付かないうちにできているアザと女性の体質(鍼灸師 中山)
こんにちは
施術家の中山です🦖
今日も、前回に引き続きアザについてお話していこうと思います。
今日お話するのは、アザと女性についてです。
女性についてと申しましたが、男でも同じような身体の状態になればこれから話すことが当てはまります。
さて、
アザって比較的女性がなりやすいイメージってありませんか?
東洋や西洋の医学のどちらからみても、やはり女性がなりやすいと思います。
血液には、血を溶かす成分と、血を固める成分があります。
つまり血管中に多少小さな血栓などが出来ても自らで溶かして整える機能と
出血が起きた時に、自らで塞いで対処する力があるということです。
一見矛盾しているように見えるかもしれませんが、身体は全く真逆の相反する機能が絶妙なバランスをとっています。
心臓などは教科書にも書いてあるので分かりやすいですが、細胞ひとつひとつの動きが、それぞれに連携しており、この絶妙なバランスでなりたっています。
女性がアザになりやすいというのは、身体の仕組みや、現代の環境上、上記の出血を防いで血を固める成分が不足しやすいからです。(慢性的な疲労で、固める成分と共に、一緒に血を溶かす成分が不足している人もいます)
この、血を固めるものの代表は「血小板」や「フィブリノゲン」というものです。
血小板は特に、健康診断などの血液検査でも割と普通に載っているものです。
女性は、生理などもあり、どうしても血を失いやすいです。
また、慢性疲労が強かったり、寝不足だったり、ずっと精神的に張り詰めていて休む時間がなさすぎると血を新たに作る作用が著しく低下してしまいます。
血小板やフィブリノゲンは、血液の成分の代表格であります。
そのため「貧血」の人などは、それらの成分も同様に失われがちです。
固める成分が大きく失われている人は
本当に軽い刺激で内出血になったりします。
話が少し難しく感じる人は、ざっくり一言でいうと、貧血になるとアザが出来やすくなると思ってくださればと思います。
今日は、女性がなぜアザが出来やすいかについてお話させていただきました。
今日もお読みくださってありがとうございました🌿🦖