藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町、綾瀬市、大和市、海老名市、横浜市(戸塚区、泉区、磯子区、港南区、南区、中区、金沢区など)、鎌倉市の訪問鍼灸マッサージ|KEiROW(ケイロウ)湘南台・大和中央・茅ヶ崎中央ステーション

KEiROW湘南台・大和中央・茅ヶ崎中央ステーション
KEiROW

湘南台・大和中央・茅ヶ崎中央ステーション

お薬と毒性 その3(鍼灸師 中山)

2023年03月27日

こんにちは
施術家の中山です🦆


前回は風邪薬は、人の細胞に対しては無害だけれど、細菌に関しては毒になる、だからお薬として作用するという話をしました。


こういう話をすると「じゃあ、辛い時はどれだけでも風邪薬を飲んでも大丈夫なんだ、沢山飲もう。なんなら風邪ひく前からたくさん飲んで予防しよう」と考える人がいます。

しかしそれはおススメしません。
予防のための湿布薬などしている人もしばしば見かけますが、それも同様です。


さて、どうして人の細胞に無害なのに、沢山飲んではいけないの?
と思う人はその疑問はよく分かります。

また、そう思う方は細胞以外にも目を向けてみましょう。

例えばほら、善玉菌と呼ばれる方とか、いますよね?
そう人の細胞の倍以上は人体にいらっしゃる腸内細菌さんも。
紛れもなく細菌ですね。

今わかっているだけでも、少なくとも数千種類はいると言われている腸内細菌は、その人が「生きていくために、直接的に必要なもの」を作りだしているものもいます。

実際にテトラサイクリンと呼ばれる、昔非常に画期的だった素晴らしいお薬があるのですが、その使い過ぎで特定の腸内細菌が減って致命傷を負った人もいたという文献がありました。

お薬を摂る量が多すぎると、人の細胞には毒にならないものでも、人を生かしている腸内細菌が死にます。そのことでひいては巡り巡って人の細胞も死んでいく。

そのようなメカニズムがあります。


お薬は紛れもなく素晴らしいものです。
そして私自身、お薬の素晴らしさを多くの面で実感してきてます。

ただし、正しい量と使い方をしないと、牙をむく包丁のようなものでもあります。
包丁も、一流の料理人が使うと、人を大きく幸せにします。

今日もお読みくださってありがとうございました。🏵️🦆

お問い合わせ・ご相談は

会員様専用ページ

ホーム

お電話でのお問い合わせ