人の細胞と腸内細菌の数 (鍼灸師 中山)
2023年03月01日
こんにちは。
施術家の中山です🦃
腸内細菌という言葉を聞いたことない人はいないと思います。
「腸内細菌と聞くとヨーグルトのビフィズス菌のことだ」と思う人も多いと思います。
実際には腸内細菌は現時点でも何千種類といると言われています。
さて、この腸内細菌は人の身体のなかにどのくらいの数いると言われていると思いますか?
人の細胞は、一般的な教科書には60兆くらいと言われています。
最近の学術書には30兆と書かれているものは多かったり、よく調べてみたら15兆くらいしかないという説もあり、バラツキはあります。
ここでは教科書的に大体60兆とします。
その人の細胞の数からすると、腸内細菌はその倍はいるとされています。
60兆の細胞に対して、腸内細菌は120兆。
ほぼ確実に言える事は腸内細菌の数の方が、人の細胞の数より圧倒的に多いようです。
進化の過程で考えると、人の身体は必要なものは積極的に取り入れて進化する、そう進化してより強くしなやかな身体になったものが残ると言えます。
そのため、様々な能力を持つ腸内細菌の力を借りた方が、とても人の身体に有利であると考えられます。
「身体の細胞たちは腸内細菌を非常に大切にしている」と考えても言い過ぎではないと思います。
同時に、「脳腸関係」という、腸と脳の関係があります。
次回はこの関係についてお話します。
今日は腸内細菌が人の身体にとってとても大切な存在ということをなんとなく知ってくだされば幸いです。
今日もお読みくださってありがとうございました🍂🦃