腸の状態が悪いと気持ちが沈む?(鍼灸師 中山)
こんにちは。
施術家の中山です🐆
腸の状態が、脳やひいてはその時のその人の気持ちに大きく影響すると言ったら意外でしょうか?
この関係を「脳腸関係」という言葉があります。
ざっくりというと腸のバランスが悪ければ、特に理由もないのに不機嫌になってしまったり気持ちが沈むという側面があります。
逆に腸のバランスが非常に良ければ、非常に気分よく健やかな気持ちになりやすいです。様々なストレスにやられにくくなります。身体の柔軟性も強くしなやかになります。
現代社会ではこの状態になるためには、野菜を活用したり食事量をコントロールしたり、運動や睡眠の面でも、少しテクニックが必要ですが、活用すると効果はかなり大きく事実ではあります。
そのような力を大なり小なり活用したトップアスリートも最近は増えてきているようです。
個人的には、約10年前からのテニスのジョコビッチ選手などはその一人だと思います。
さて、この脳腸関係でひとつ大切な要素として
「特にお腹が痛くなくても、まったく不調を感じていなくても」腸が傷んでいる場合があるということです。
そしてその時にはその傷んでいる信号自体はしっかりと脳に伝わっていて「いつの間にか気持ちが沈む」ということです。
血液検査などからみても、明らかに慢性的な炎症などがある数値の人でも、『いつもそのような状態なので』自覚がないという人も、全く珍しくない頻度でいます。
いつも気分が沈んでいると気持ちが沈む状態が普通のものと感じる、慢性的になっている状態や病はそういう側面があります。
今日は腸の状態は潜在的に、脳やひいては気持ちにも、大きく影響を及ぼしているということを知っていただけたら幸いです。
今日もお読みくださってありがとうございました。🐾🐆