姿勢の悪さで体に及ぼす影響(鍼灸師 鴨志田)
2024年10月21日
こんにちは!
以前、姿勢の話やストレッチの話をしましたが姿勢の悪さによって体のどんな所に影響があるかの話しをします。
例えば猫背の姿勢ではどんな所に負担がかかりやすいか考えてみましょう。
猫背の姿勢は頭が前に傾き、背中が丸くなり肩が前に巻いているような状態になります。
この状態が長時間続いてくると首から肩の間の筋肉、首から背中の背骨付近の筋肉、上腕の筋肉などが硬くなってきます。それが首肩のコリ、重だるさ、疲れがとれないなどの状態が続いてしまいます。
そして猫背の状態が続いてくると、胸を張る様な動作で使う背中の筋肉で広背筋、首を横に倒す動作で使う首の筋肉で胸鎖乳突筋、肩を前に押し出す時に使う胸の筋肉で前鋸筋などの筋肉が硬くなり、柔軟性がなくなってしまいひどい場合は短縮といって伸ばしづらくなってきます。
猫背という姿勢だけでこれだけの筋肉に影響を及ぼしてきます。細かいところの筋肉も影響してきますが分かりやすいところで首、背中、胸の筋肉が影響してきます。
そのため痛みや辛いところにマッサージや鍼灸の施術をするだけでなく、姿勢の改善のために首、背中、胸の筋肉にもマッサージと鍼灸の施術とストレッチを行い筋肉を柔らかくして柔軟性を良くすると姿勢も変わってきます。
さらに運動を行うとより姿勢の改善がされやすいです。首の運動は難しいですが、懸垂のように引っ張る運動で背中の運動、腕立て伏せのように前に押す運動で胸の運動になります。
お身体の姿勢が気になる方はKEiROW湘南台・大和中央ステーションにご相談ください。