腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)
2023年12月04日
間欠(歇)性跛行を特徴とする整形外科疾患です。
骨や靭帯の変形により腰部の脊柱管が狭くなり、内部の神経が圧迫されることで、下半身に症状が出現する疾患です。
多くは加齢によるものといわれているが、正確な原因は明らかにされていないのが現状です。
腰椎を後屈することで症状が悪化します。
歩行時には杖などを用いて負担を軽減させることが肝要です。
症状は、以下のとおりです。
●下肢の痛み
●しびれ
●間欠(歇)性跛行(歩行中、足の痛みやしびれで歩けなくなるが、休むとまた歩けるようになる)
●下肢の脱力感・筋力低下
●排泄障害(膀胱や直腸の機能に障害が起こるため)
日常生活では、以下に注意しましょう。
・外出時には、杖やシルバーカーなどを使用し、楽な姿勢がとれるようにします
・重いものを持ち上げる、腰を曲げる、ひねる、長時間同じ姿勢を続けるといった腰に負担をかける姿勢を避けるようにします。
・腹筋強化のため、軽い体操などを取り入れましょう