ノロウイルス感染症、冬場に集団感染が多い!?
2023年11月17日
ノロウイルス感染症は、感染力が強く、冬場になると集団感染が発生することもあります。
ノロウイルスはヒトに対して嘔吐、下痢などの急性胃腸炎症状を起こすが、その多くは数日の経過で自然に回復します。
季節的には秋口から春先に発症者が多くなる冬型の胃腸炎、食中毒の原因ウイルスとして知られています。
経口感染が多く、ウイルスに汚染された食品や飲料水、感染者が取り扱って汚染された食品、感染者の排泄物などを媒介とします。
健康であれば軽症で回復しますが、子供や高齢者の場合は重症化したり、嘔吐した物を気道に詰まらせて死亡することもあり、注意が必要です。
抗ウイルス薬はないため、対症療法となります。
そのため、二次感染を防ぐ対策が重要です。
油断せずに、しっかり予防しましょう。