パーキンソン病
2023年11月08日
50~60歳代で発症し、徐々に進行する神経疾患です。
脳でつくられるドーパミン、(運動機能・感情などを調整する神経伝達物質)が変性・減少し、運動や精神の機能障害をきたします。
原因は不明ですが、遺伝子異常が指摘される例もあります。
治療については、遺伝子治療や幹細胞移植などの可能性が模索されていますが、まだ根本的な治療法は発見されておらず、薬剤による対症療法が基本となっています。
薬剤の効果があるときとないときの差が著しく(ON-OFF現象)、効果がない(OFF)ときには体が全く動かなくなるという特徴があります。