雨の日に痛みって出やすかったりする?(鍼灸師 中山)
こんにちは
施術家の中山です🐕🦺
雨の日って、気持ちが沈んだりしやすいなと思ったことありませんか?
また、雨の日って、痛みが出る日が多いなと思ったことありませんか?
なんとなくそう感じている方はおそらく正解の感覚です。
天候は身体に大きく影響を及ぼします。
とりわけ雨や曇りの日は副交感神経を優位にし、晴れの日は交感神経を優位にすると言われています。
晴れの日と雨の日では、温度も変化しやすいと思いますが、湿度や気圧はさらに大きく変わりやすいですよね。
様々な変化に対して、皮膚をはじめ身体は人知れず自動的に応答しています。
自動的、つまり「自律して」機能・調整しているということです。
この役割を担っている神経が自律神経であり、二つに分けると交感神経と副交感神経ということになります。
雨の日に優位になる副交感神経は、身体をリラックスさせるだけでなく、治癒を促したり、血液や身体の組織を作ったりします。このことは、知っている人も多いかもしれません。
身体の細胞からすると、身体の中で治癒を促したり、血液や身体の組織を作ったりする最中に、身体が動き回ってよけい血液などを消費消耗するようなことをするのは、理に適っていないですよね。
痛みや炎症が出ているということは、そのまま治癒をするためのシグナルが送られているということとほぼ同義です。
故に、気持ちが沈んだりするのは、身体の細胞から副交感神経という連絡網で、身体全体に「動くな、ゆっくり休んでいろ」という命令を発しているという風にも考えられますよね。
雨の日に、気持ちが沈んだり、いつもよりなんだか少し痛むときは、この身体がいつも以上に治癒をしているということを知っておくと、雨の日の過ごし方や心持も変わるかもしれません。
今日もお読みくださってありがとうございました🌵🐕🦺