浮腫みって実はいろんな種類がある?(鍼灸師 中山)
こんにちは
施術家の中山です🐶
小学生の頃、地元のオセロ大会で七連覇したことあります。
もしオセロの相手が欲しい方は、いつでもお相手します!
さて、
「浮腫み」ってよく聞く言葉だと思いますが、実は浮腫みにもいろんな種類やいろんなメカニズムのものがあるって知っていますか?
詳細に述べるとそれなりに難しい専門用語が並びそうなので、とってもざっくりとお話します。
いわゆる「普通の」水分が溜まった浮腫みもあれば、例えば甲状腺のホルモンなどが関係する浮腫みなど、治すのが少し難しいものまでさまざまです。
また、重度の肉離れや、さらにはアキレス腱断裂などでひどい炎症が発生している時なども、また違った浮腫みが発生します。
また、同じ水分が溜まった「普通の」浮腫みでも、身体の水の分子を引き寄せる力が弱まったものもあれば、静脈やリンパの流れが渋滞して起こるものなど、様々なメカニズムがあります。
これらの理由によって、左右両方に浮腫みができたり、片方だけの浮腫みだったり、指で押したときに皮膚が戻るのに何秒もかかるものもあります。
また、それらが複合的になって、普通の浮腫みの裏に、他の浮腫みの原因が隠れているものもあります。
浮腫みの原因の正確な判別については、推測はできても断定はなかなか難しいものがあると思います。
もしも、不自然な浮腫みがずっと続くようであれば、普通の浮腫みではないかもしれないと疑ってもいいかもしれません。
余談ですが私自身はスポーツでのケガで、激しい炎症からの浮腫みを経験があります。
アキレス腱付近が、いつもの2倍以上の太さになりました。
自分の部屋の移動さえもかなり時間がかかるくらい、むしろ寝ていても激痛でしたが、治療家の自分としては非常に面白い絶好のチャンスだと思い自分で治してみました。
鍼灸と、それに桂枝茯苓丸という漢方薬と、交代浴などを併用してみましたが、想定していたよりかなり早く解消しました。
(学生の頃から、自分の身体でいろいろとけっこーな実験をしている変な人の自覚はあります。えぇ。)
浮腫みと一口に言っても、様々な種類とメカニズムがあるということを少しでも知っていただければ幸いです。
今日もお読みくださってありがとうございました。🌺🐶