疲れが強ければ強いほど、疲れを感じなくなる?(鍼灸師 中山)
こんにちは
施術家の中山です🐧
疲労感は疲労が強い時に出るもの、というのはもちろんですよね?
では、実は身体が死の直前に迫るくらい危険な時に、逆に疲労感を全く感じないケースもあるというのは、ご存知でしょうか?
酸素飽和濃度や神経系統などが関係していると言われています。今日はその詳細なメカニズムなどは触れません。
ですが、案外世界的に高い雪山などで亡くなる寸前の人は、このケースがしばしばみられるらしいです。
むしろ亡くなる直前に、むしろ全く疲労感を感じなくなって、物凄くハイになって走りまわる人はけっこー多いらしいです。
日常生活からみると、物凄くハイになって走り回るまではないにしても、実は疲労感がないのに、身体が凄まじく疲労しきっている人は案外多いです。
雪山登山でなくとも、ハードな仕事がずっと続くと、中長期的に身体は悲鳴をあげていることはあると思います。
よく、物事がひと段落ついた時に体調崩す人っていると思います。
それは身体、もう少し学術的にいうと交感神経をオンにしつづけて無理矢理踏ん張っていたということです。同時に、副腎から、コルチゾールやアドレナリン、ドーパミンなどが適切な量を超えて出ていたとも言えます。
別の言い方をすると、感覚を麻痺させないとやっていけないくらい、精神的に無理をしないといけない環境下にあったとも言えます。
気持ちが張り詰めていると疲労を感じなくなります。
むしろ、攻撃的だったり、変なハイになったりする人は多いようです。
それが慢性的になると、もはや性格なのか疲労なのか自分では気付きづらくなります。
ハードな日が続く時は、このことを少し思い出してくださればと思います。
今日もお読みくださってありがとうございました🌷🐧