痛みの慢性化(鍼灸師 鴨志田)
2024年09月18日
皆さんこんにちは!
今回は「痛みの慢性化」についてお話しします。
以前「痛みの種類」についてお話ししましたが、痛みの原因となったケガや神経の障害が治れば痛みが落ち着いてきます。1ヶ月以内に治れば「急性の痛み」となります。
しかし、痛みが現れて適切な治療をせずに過ごしてそのままにしてしまうと「慢性の痛み」になってしまうことがあります。
3〜6ヶ月以上続くと「慢性の痛み」となります。
痛みがあると自律神経の交感神経というのが緊張することで血管が収縮して血流が悪くなります。
また、運動神経も興奮するため体がリラックスできず筋肉が緊張してより血流が悪くなりやすいです。
そうなると痛みを発生する物質「発痛物質」ができてしまい、それがまた痛みが出てしまい、交感神経の緊張、運動神経の興奮、血流が悪くなる、痛みを発する物質…というサイクルになってしまいます。
こうなってしまうと痛みの原因が治ってもいつまでも痛みが引かないということになってしまいます。
その痛みを治すためにもマッサージや鍼灸をすることで痛みを落ち着かせて、交感神経の抑制、運動神経の抑制、体がリラックスして血流が良くなり、痛みを発する物質が無くなっていくことができます。
痛みが治らないという方は、ぜひ一度KEiROW湘南台ステーションにご相談ください。