細菌とウイルスって似ているようで全く違う生物だったの?(鍼灸師 中山)
2023年05月31日
こんにちは
施術家の中山です🐉
細菌とウイルスって、似ているようで全く違う生き物だとご存知でしたか?
まず、サイズなども、菌に比べてウイルスは非常に小さくて脆いです。
細菌とウイルスでは、ざっくりとしたイメージで、人と蟻よりも差があると思ってよいと思います。
ただ、なにより注目すべき点があります。
それは「最近は紛れもなく生き物ではありますが、ウイルスは生き物とするかどうかは大きな議論がある」ということです。
細菌とウイルスは違う生き物以前に
そもそもウイルスは生き物なのか?ということです。
また「ウイルス」と聞くと即、人体に悪さする危険な響きがするかもしれませんが、実際は全てがそうだということは全くありません。人と同じで、いろんな性質のお方がいますね。ええ。
ただひとつ、決定的な違いというのは
最近は自らで身体を持って生き、子孫を残します。
それに対して、ウイルスは他者、つまり他の菌や細胞に入り、その菌や細胞の力で自らを複製させることで子孫を残します。
そのためウィルスは純粋な生き物というより「自己増殖プログラムのある化学物質」という言い方が最も正しい表現とも言われています。
故に、菌は人の手で作成に成功したものはないらしいですが、ウイルスは何十年も前から世界中の研究機関で容易に作成され、お薬を作る研究に使われています。
T4バクテリオファージなどの名前はしばしば文献などにも出てきます。米国では生物学の教科書にも載っているようですね。
今日は細菌とウイルスは全く違うものだということを少しでも知っていただけたら幸いです。
今日もお読みくださってありがとうございました🌻🐉