ツボの効果とそのメカニズム:陰包編 その1 (鍼灸師 中山)
2023年05月24日
こんにちは
施術家の中山です🦢
今日もツボについてお話しします。
前回も前置きとしてお伝えしましたが
ツボの一般的な効果効能が記されている文献などは、世の中に沢山あると思いますので。
ここでは、教科書的なものとは多少違っていても、私の体験や見解でざっくりと語弊を恐れずにお話ししていこうと思います。
今回もこれまたマイナーなツボかもしれません。
厥陰肝経という経絡の陰包というツボです。
大まかな場所をいうと、膝の内側に、だいたい指四本分くらい上がっていったところにあります。
ここは、女性はかなり多くの人に強いツボの反応が出ていることが多いです。
厥陰肝経は血や出産などにも非常に関りの深いと言われている経絡です。
大きい静脈にも密接に関わっているので、適切な使い方と適切なタイミングであれば、血液や、それに浮腫みにも非常に大きな効果を示すツボです。
ただ、陰包というツボは、そのように使っている素晴らしい鍼灸師さんも沢山いて、そのように書いてある文献も世の中には沢山あると思います。
なので、私は少し違った、おそらくかなりマイナーな使い方、つまりマイナーな効能から述べていきます。
マイナーというか、読書マニアな私はまだ、この使い方をしている人やツボの文献にはあったことありません(笑)
だけど、再現性も高く効果はかなり絶大だなと個人的には思います。
陰包というツボを、どのような使い方・効能かというと
「呼吸を楽にして、呼吸の深さを上げる」という使い方です。
少し長くなりましたので、具体的なことはまた次回にしますね。
今日もお読みくださってありがとうございました🌿🦢